代表挨拶

はじめに

当塾のホームページをご覧いただき,ありがとうございます。代表の長島康二と申します。私自身は大学受験予備校や高校で受験指導をしております。この度,日本史の指導に長けた先生方のご協力により,大学受験専門塾「日本史セミナリオ」を開講する運びとなりました。受験生の日本史学習に少しでも貢献できればと思っております。私自身,予備校などで生徒の学習面談等を担当することが多々あります。そこで生徒から「日本史の勉強を頑張っているつもりなのに,模試では点を取れない」といった相談をよく受けます。話を聞いていると,その原因は大まかに3つあるように思います。

点数が伸びない原因3パターン

① 単純に「量」が足りていない

1,2回教科書(テキスト)を読んだだけで記憶できる人は極めてまれです。テキストを読んで,その範囲の問題演習をする。それを3,4回繰り返して覚えられればかなり優秀な受験生です。普通の受験生でしたら,もっとこなさなければ知識は定着しないでしょう。それにも関わらず,2回くらいの反復で覚えられないと,「自分は暗記が苦手だ…」と言って,日本史の学習を諦めてしまうのです。

こんなにもったいないことはありません。というのも,一般的な大学は傾斜配点です。私大だと「英語150点,国語100点,社会(数学)100点」という配点が多くなっています。しかし,国語は現代文と古文に分かれており,現代文は60~70点,古文が30~40点という場合がほとんどです。(早稲田大学志望者や文学部志望者は漢文が加わり,現代文と古典が半々くらいの割合になります)

気づきましたか?実は,英語の次に配点が大きいのは,社会なのです。そうであるならば,日本史の学習を放棄するべきではありません。きちんと時間をかけて,しっかりと量をこなすべきです。

② インプットばかりに捉われ,アウトプットできていない

日本史学習には,教科書やテキストを読み込む「インプット」と,学んだ範囲の問題演習を実施する「アウトプット」の学習があります。日本史を不得手とする生徒を見ていると,「インプット」ばかりしていることが多いようです。しかし,インプットとアウトプットは両輪です。教科書を読んでいるだけでは,どこを覚えていて,どこがまだ定着していないかというのは見極められません。適宜問題演習をはさむからこそ,まだ覚えきれていないところを把握でき,インプットが完成するのです。最初のインプットは「7割は覚えられたかな…」といったところ切り上げて,アウトプットに移るべきです。そこで見えてきた不十分なところを,再度インプットしていけばいいのです。また,問題演習の際にマル付けをしていれば,そこで「インプット」出来ることもあります。

③ アウトプットが「一問一答」だけ

もちろん,一問一答は必要な学習です。しかし,実際の入試では多様な出題形式があります。四択の中から正しい選択肢を選ぶ問題もありますし、各選択肢が正しいかどうかを判断する正誤問題も出題されます。こういった問題に対処するためには、

松方財政により困窮した一部の農民と自由党員が結びつき、直接行動を起こすようになった


その結果、1882年の福島事件や1884年の秩父事件が発生した

というように、覚えた知識が有機的につながっている必要があります。一問一答だけで、こういった知識の有機的な結合は望めません。先述のインプットや多様な問題集を用いた学習でこそ、それが成されるのです。
当塾では、時代やテーマごとに分けて「模試」を用意しておりますので、学習進度に応じてご都合の良い時代やテーマの模試を受験していただければ幸いです。その結果と生徒様本人からのヒアリングを通して学習の課題を見極め、プロの日本史講師がスケジュールを策定いたします。
日本史は努力が報われる科目です。しかし、その頑張り方が正しくなければ意味がありません。また、どの程度頑張ればいいのかも見えにくい科目です。それらを当塾のプロ講師が正しくお伝えいたします。お問い合わせをお待ちしております。

日本史セミナリオ:ロゴ

当塾代表:長島のプロフィールをご紹介しています。

代表プロフィール

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開講講座「成功へのブリッジ: 定着度確認&フィードバック講座」

試験範囲を時代やテーマごとに区切った定着度確認をテスト形式で随時実施しております。

  • 学習の定着具合を測る
  • 入試問題の形式に慣れる

といった様々な用途にお役立てください。

講座概要

当塾では、時代別・テーマ別の模試 を多く用意しております。覚えられているか不安な範囲・分野の試験をご受講ください。それぞれの模試は、正誤問題や年代整序、用語記述から短文記述といった多様な出題形式で構成しておりますので、苦手な出題形式の見極めにも最適です。

時代別&テーマ別

全般 政治史 外交史 社会史 文化史 経済史
原始
古代①(古墳まで)
古代②(飛鳥~平安)
中世(院政期~戦国期まで)
近世(織豊期~江戸)
近代(幕末~明治)
大正~昭和・平成

その他

・論述(4題・合計600字程度)
・蝦夷・琉球史
・戦後史

ご利用までの流れ

① お問い合わせフォームからご連絡ください。
※「全般・近世」や「文化史・近代」といった形でお申し付けいただければ幸いです。
② ご希望いただいた模試を、3-4日後をめどに送付いたします。
③ 問題が届きましたら、指定時間内にお解きください。その後、答案を写真やPDFでメールにてご送付いただければ幸いです。
④ プロ講師が採点し、zoomによるフィードバックをさせていただきます。その際、苦手分野や埋めるためにすべき学習等をご提案いたします。

費用

1ブロックにつき税込み8,800円を頂戴しております。採点やzoom面談の費用も含まれております。

お問い合わせはこちら

学習サポートトレーニング

日々のチェックテストがないと学習できない、どの参考書で勉強すればわからない…日本史学習は悩みごとばかりです。当塾では、週に1度プロ講師が面談を実施し、あなたの悩みに答えます。チェックテストの実施や学習スケジュールの策定で、学習の後押しをいたします。

講座概要

日本史は努力が報われる科目です。しかし、必要な努力量がどれくらいか、受験生にはなかなか見えないものです。また、参考書を選ぼうにも、本屋さんにはたくさんの書籍があり、何を選べばよいかわからないかもしれません。そもそも、きちんと管理してもらえないと学習できないという方もいらっしゃるでしょう。

このような受験生の悩みを解決するのが当塾の自学自習サポートです。

本講座では、プロ講師が週に1度zoomによる面談を実施します。そこで、週間学習スケジュールを策定します。必要な学習量をきちんとご提案いたします。また、学習のモチベ―ションが上がらない方には、毎週チェックテストを実施いたします。また、短期的な目標を提示することで学習を応援いたします。その他、あなたに必要な学習スタイルをプロ講師が個別に作成いたします。あなたのためだけに作られた学習プランで、合格を勝ち取りましょう。

ご受講までの流れ

まずはお問い合わせフォームからご連絡ください。プロ講師がzoom面談を実施いたします。そこでご本人様の状況を伺い、学習プランのご提案をいたします。初回のみ税込み2,200円で承ります。そこでのご提案に納得いただいた場合、ご継続のお申込みをいただければ幸いです。

費用

一回のzoom面談につき、税込み6,600円を頂戴しております。1回につき20-30分を想定しております。月に4回ご受講いただいた場合は、6,600円×4回で26,400円となります。チェックテストの作成費なども含まれております。

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論述攻略ゼミ

論述問題は、ただ解くだけでなく、第三者に見てもらうことが大切です。当塾では、身近に論述問題を添削してくれる指導者がいない方に向けて、自分が書いた答案に何が不足しているのか、どのようなことを意識して答案を作成するべきなのかなどをお伝えする過去問添削講座を設けております。詳細はこちらからご確認いただけます。

講座概要

論述問題は書くことに慣れることが必要です。しかし、ただ闇雲に問題を解き続ける、教科書の記述や模範解答を丸暗記するような勉強法では実力をつけることは難しいでしょう。

また、自分に足りないのは日本史の知識なのか、それとも文章構成能力なのかといった、自分の弱点を分析することも重要です。しかし、目指す大学に対してどこまでできるようにすればよいのか、十分だと思っている知識が十分なのかなどは、第三者から客観的に判断してもらう必要があります。論述問題ではなおさらです。

本講座では、プロ講師が設問からどのような情報を読み取り、考え、答案をつくっていくのかを指導します。そして、提出していただいた答案のどのような部分を修正する必要があるのか、合格に向けて何が足りないのかを個別に指導いたします。当塾のオリジナル問題はもちろん、志望大学の入試問題も添削・解説いたします。

ご受講までの流れ

まずは定着度確認模試の「論述」にお申し込みください。そこでご本人様の現状や課題を見極めます。そのうえでご本人様・ご家庭の要望を伺い、授業プランを策定いたします。ごご納得いただけましたら、スケジュールをすり合わせ、授業をスタートいたします。

費用

1回90分の授業で、税込み14,850円となります。月に2回ご受講いただいただく場合ですと、14,850円×2回=29,700円となります。

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